大学で初めてパソコンに触れて、16年システムに携わってきたわたしが、『わかりやすい子ども用プログラミング学習本』を厳選して紹介します!
『ルビィのぼうけん コンピュータの国のルビィ』は、パソコンの構造やパーツの機能を物語を通して学習できる絵本です。
ストーリーを通して学ぶことができるので、難しい感覚がせずに楽しみながら学習できることが最大の特徴です。
1部で「冒険の物語」、2部で「物語の登場人物とパソコンの構造やパーツの役割」をキャラクターを通して学ぶ二部構成になっています。
『ルビィのぼうけん コンピュータの国のルビィ』に期待できること

『ルビィのぼうけん コンピュータの国のルビィ』では、パソコンや難しい物理の説明を使わずに、絵本の中でコンピュータの構造やそれぞれの部品の機能を学ぶことができる本です。
1作めの『ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング』と同様にパソコンの構造を絵本を通して深堀りしている本は他にはなく、とても貴重な本だとともいます。

私自身も絵本で学ぶことによって、パソコンの構造がよりイメージが湧きやすくなると感じました。
全体のコンピュータの構造のイメージや部品の役割を知ることには長けている一方で、細かい仕組みなどは学べないのでそこは購入の前に理解しておいたほうがいい点です。
具体的にどんな「コンピュータ知識」が身につくの?
具体的にどんな「コンピュータの知識」が身につくか見ていきましょう。
パソコンは、「ハードウェア(パソコンの本体/物理的に確認できるもの)」・「OS(WindowsやMac)」の上で、「アプリケーション(実際につかうソフト)」が動くことで、文字の入力や様々な機能を提供してくれています。
『ルビィのぼうけん コンピュータの国のルビィ』では、パソコンが物理的にどうやって制御されているか~OSやアプリケーションの考え方まで総合的かつ感覚的に学ぶことができる1冊です。
1部ではルビィがパソコンの中を冒険しながら物語が展開されていきます。
2部では、練習問題を通して以下のようなことが学べます。
① | コンピュータに名前をつける。(紙) |
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② | 身の回りのものを通してコンピュータを考える |
③ | コンピュータ探し |
④ | ハードウェア・ソフトウエアの仲間わけ |
⑤ | コンピュータの入出力装置の仲間わけ |
⑥ | 紙で自分なりのコンピュータをつくる |
⑦ | CPU(処理行う場所)の代わりを頭で考えて、ルールに沿った処理を行うという考え方を学ぶ |
⑧ | デバッグ(プログラミングが失敗する原因) |
⑨ | 部品(CPU、GPU、ディスク、ラム、ロム)や有名なOS(オペレーションシステム)を学ぶ |
⑩ | 2進数の棺掛け方を学ぶ |
まとめ
最後までおよみいただきましてありがとうございます。
『ルビィのぼうけん コンピュータの国のルビィ』では、パソコンや難しい物理の説明を使わずに、絵本の中でコンピュータの構造やそれぞれの部品の機能を学ぶことができる1冊です。
シリーズものになっていて、合計4冊の構成なので興味がわけばさらに学習をすすめることもできますよ♪