子供でも出来るプログラミングを「優しく教えてほしい!」という方向けに、プログラミングの基礎となる部分を解説していきます。
自宅ではじめてプログラミング(プログラミング的思考)を学ぶには『Scratch』というプログラミング言語をおすすめしています。
※Scratch(スクラッチ)…『Scratch』とは、プログラミング言語のひとつです。
プログラムは難しいものというイメージが強いですが、『Scratch』という言語は、日本語で感覚的にプログラミングが出来る学習用のソフトです。
また、WEBのブラウザだけですぐに使えることも特徴です。
Scratchの導入から学びたい方はコチラもあわせてお読みください。
当ページでは基本的な考え方を学んでいきましょう♫
次のページから『Scratch』での各構文(かくこうぶん)の使い方も解説していくね

プログラミングってなに?
そもそもプログラミングってなんでしょうか?
プログラミングとは処理の集合体です。
もう少し噛み砕いていうと、「PRO(あらかじめ)」+「GRAM(書かれたもの)」です!処理の予定表とイメージしてください!!
コンピュータはすべて自動で処理しているように見えますが、この予定表(プログラム)を組み合わせることでコンピュータは動いています。

プログラミングの考え方の基礎
絶対に理解しておきたい、基礎中の基礎の考え方を説明していきます。
プログラミングはみんながおもっているよりかんたんです。
料理(りょうり)などと同じで、作りたいものを「整理(せいり)」・「分解(ぶんかい)」して、「組み立てる」だけで出来上がります。
そのなかで覚えておきたいのは大きく4つしかあります。
①順次実行 | プログラミングは上から順番に時実行する |
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②変数・配列 | 変数(へんすう)や配列(はいれつ)という入れ物をつかって処理をくみたてる |
③分岐 | もしも~なら実行する(条件づけ) |
④くり返し | 同じ処理をくり返しおこなう(ループ) |
①変数や配列
変数はデータの器(うつわ)です!
プログラムの最初に器を作って、その器に値を入れます。値を増やしたり、減らしたり、入れ直したりしながらプログラムの最後に向かっていきます!

配列(はいれつ)は、名前の通り「変数(へんすう)の列!」と今は覚えておきましょう。


②上から順番に実行する

プログラムは、上から順番に実行されます!
カレンダーでも日付が配置されるルールは決まっているのと同じでプログラムも上から順番に処理していきます。
予め予定された処理(書かれたプログラム)を上から順番に処理していきます。
最初のうちはなれないかもしれませんが、プログラミングになれてくると自然によめるようになります。
③もしも~なら実行する(IF)

「もしもxxだったら〇〇する」
これもプログラミングの基本的な考え方で、「条件分岐処理(じょうけんぶんき)」といいます。
予め定めた条件によって「処理を実行するかしないか選択」をしたり、「条件によって場合分け」を行います。
多くのプログラムでは「IF分」をいう構文を使います。
Scratchの場合は、「もしxxxなら」という日本語でプログラムすることができます。

④同じ処理を繰り返し(ループ)
同じ処理を繰り返すときは、「繰り返し(ループ)」を使います。
「繰り返し(ループ)」処理は、「回数(10回繰り返す)」や「条件(変数の中身が空っぽのうちは繰り返す)」で反復をいつまでやるか決めることが出来ます。
多くのプログラミング言語では、「FOR分」や「WHILE分」を付きます。
『Scratch』の場合は、「xxx回繰り返す」や「ずっと+(終わる条件をかく)」という日本語でプログラムすることができます。

まとめ
最後まで読んでいただきましたありがとうございます。
今回はプログラミングを行う上で大切な基礎中の基礎を一通りまなんでもらいました。
この基礎を組み合わせることで様々なプログラムを書くことが出来ます!
それぞれのプログラミングの解説もします。
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