今回説明する「繰り返し(ループ)」の処理もプログラミング的思考を養う上で非常に大切な構文です。
「分岐(もし~なら)」と「繰り返し(ループ)」を重ねることで、多くの処理を実現することができるので、しっかりイメージを掴んでいきましょう。
最初のうちは、なれないことも多いけど大丈夫!
・「繰り返し(ループ)」ってなに?
・「繰り返し(ループ)」の種類を知る
・Scratchの「繰り返し(ループ)」の使い方とサンプル

「繰り返し(ループ)」ってなに?図でイメージをつかもう
「繰り返し(ループ)」を見る前に大切なおさらいです。
「プログラムは上から順番に実行されます」
このルールだと、上から順番に1つづつの命令を実行していくので、同じ命令を100回やりたいと思うと、100回同じ命令を書く必要がありますよね。
でも、少し待ってください!
繰り返し処理を使うことで、このめんどくさい命令の連続を回避できます。
「繰り返し(ループ)」は、文字通り同じ処理を繰り返す命令です。繰り返す「回数」や「繰り返しを抜ける条件」を指定する使い方があります。
使い方と種類はこのあとの章で見ていきましょう。
「繰り返し(ループ)」の種類を知ろう
「繰り返し(ループ)」の種類を知りましょう!Scratchで用意されているループ制御できるパーツは3つあります。
①繰り返す回数を指定する方法
1つ目は、繰り返す回数を指定する方法です。
「10回」や「20回」など非常にイメージしやすいですね!
②繰り返しを抜ける条件を指定する方法
2つ目は、繰り返しを抜ける条件を指定する方法です。
例えば、配列(箱が複数個並んでいるもの)を用意して、配列がなくなるまでといったぐらいに繰り返しを抜ける条件を指定できます。
③無限の「繰り返し」
3つめは、「ずっと」です。
このパーツで処理を行うと、Scratchのプログラムを止めるまで繰り返しが続きます。
この繰り返しはあまり使うケースは無いですね!
Scratchの「繰り返し(ループ)」の使い方とサンプル
Scratchで「繰り返し(ループ)」を使ってみましょう!
今回は、一番わかりやすい「繰り返す回数を指定する」方法で説明します!
①箱を作る
箱をつくろう。
やりかたは、「繰り返し」のブロックをドラッグ(クリックしたまま)して右のスペースへ運べばできるよ。
②繰り返す条件と処理を入れる
繰り返す「条件」と「処理」を入れよう!
今回は、「10回ピザという」プログラムを作ったよ!
③Scratchの作品
動きをわかりやすくするために、「ピザ」→「う~ん」ということを10回繰り返すプログラムを作ったよ!
「緑の旗」を押すとプログラムが動きます。
Scratchのサンプルプログラミング
まとめ
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
「繰り返し(ループ)」について少しでも理解が深まってくれるとうれしいです♪
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