大学で初めてパソコンに触れて、16年システムに携わって来たわたしが、『わかりやすいプログラミング学習本』を厳選して紹介します!
『小学生からはじめるわくわくプログラミング』はScratch(スクラッチ)でのプログラミングを通してプログラミングを学習できる本です。シリーズも豊富でScratch(スクラッチ)のプログラミング学習の王道です。
少し残念なところはプログラミング的思考の部分(当ホームページで解説している構文などの説明)が少ない点です。

『小学生からはじめるわくわくプログラミング』に期待出来ること
『小学生からはじめるわくわくプログラミング』は、「スクラッチ(Scratch)のアクセス方法」や「演習を通してスクラッチ(Scratch)プログラミング」を解説している本です。
また、『小学生からはじめるわくわくプログラミング』自体がシリーズ化されていて、『わくわくプログラミング2』といったシリーズ化されている本の中でレベルアップしていける点です。『5才から始めるすくすくプログラミング』というより小さいお子様向けのサービスもあります♪
注意点の1つ目は、Scratchのバージョンが最新のバージョンではない点です。プログラミングの本質的な部分には影響は無いですが、細かい使い方でつまずくこともあるかもしれません。

2つ目は、この本ではプログラミング構文を説明する箇所が少ないことです。
しっかり基礎知識から学びたいというお子様には『小学校6年生までに必要なプログラミング的思考力が1冊でしっかり身につく本』がおすすめです。
また、当ホームページでもScratchプログラミングの基礎を解説しています^^
読書・課題の実施で身につく力
『小学生からはじめるわくわくプログラミング』を通して、スクラッチプログラミングを遊びながら学ぶことが出来ます。
『初めてのプログラミング』というセッションでスクラッチを使ってプログラミングを行う・プログラミングを保存するという基礎的な操作を学ぶ事ができます。
プログラミング的思考でもっともよく使われる、「変数」・「条件分岐(もし~なら)」「ループ(ずっと~する)」という考え方が演習の中で出てきます。
この本を最初から最後まで行うことでプログラミング的思考の基礎的な部分を学ぶことが出来ます。

具体的に「どんなプログラミング」を行うの?
具体的にどのようなプログラミングを行うのか見ていきましょう♪
メインでは学校の教科ごとのテーマに沿ったプログラミングを行っていきます。
教科(テーマ) | 概要 | 使う機能 |
---|---|---|
国語 | 物語を自動的に作ってくれるプログラムを作ります。 | リスト、変数 |
算数 | 数を使った楽しいゲームを作ります。 | 変数、ループ、条件分岐 |
理科 | ありの動きをコンピュータでシミュレーションするプログラムを作ります。 | 変数、ループ、条件分岐、ペイント |
社会 | 自分が先生になってテスト(クイズ)を作ります。 | リスト、変数、ループ、条件分岐 |
音楽 | カエルの歌を演奏するプログラムを作ります。 | メッセージ |
体育 | 100mハードルのタイムを計るゲームを作ります。 | 変数、条件分岐 |
まとめ
最後までおよみいただきましてありがとうございます^^
『小学生からはじめるわくわくプログラミング』はプログラミング学習を始めるお子様にとって王道の一冊といえます!
楽しみながらスクラッチプログラミングを学びましょう♪